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26年度活動報告 |
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●保護者勉強会「サービス等利用計画について〜セルフプランを作ってみよう〜」
講師:高知市健康福祉部障がい福祉課
日時:平成27年3月3日
場所:高知県療育福祉センター 研修室
内容:平成27年4月から障害福祉サービス利用の際に必ず必要となる「サービス等利用計画」について学びました。
「障害福祉サービス」「児童福祉法サービス」の基本的な説明をしていただいた後、「サービス等利用計画」が必要となる障害福祉サービスを利用するまでの流れを説明いただきました。
また、「サービス等利用計画」を自分たちで作成した場合を仮定して、参加者自身が実際に「セルフプラン」に内容を書き込んでいきました。講師の方の助言をもらいながら、「セルフプラン」の作成を通じて、短期・長期的に子どもの生活状況・支援体制を考えて作りあげていくことを学びました。小さいお子さんから成人の家族が、子ども一人ひとりに合ったオリジナルの「サービス等利用計画」を作成するには、地域福祉の情報や専門知識を持った専門家からの助言は大切だと思いました。
●平成26年度 講演会
午前の部:『楽しみな将来のための今日の一歩 〜我が家の33年〜』
午後の部:『作って活かそうサポートブック 〜みんながラクになるために〜 』
講師 : 丸岡 玲子氏
日時:平成26年11月8日(土曜日)
場所:高知県立県民文化ホール 多目的室6
内容:現在33歳の重度の自閉症である息子さんの母親であり、「サポートブック」の発案者でもある丸岡玲子さんの講演会を行いました。保護者・支援者など58名の参加となりました。
午前の部では、息子さんの障がいが診断される前の一歳頃から現在にいたるまでの33年間の息子さんの成長と家族の歩みをお話しいただきました。現在より自閉症についての情報も支援体制も少なかった33年前から、お子さんの成長のために一つひとついろいろな事と向き合ってきた姿勢が現在の息子さんの生活につながっていると思いました。
息子さんの気持ちを知りたい、自分で決めて自分で行動するあたりまえのことを楽しめるようにサポートをしたい、学校を卒業してからの人生の方が長いのでその生活を豊かにしたいと本当に一歩一歩33年間を歩んでこられたのだと感じました。その歩みは現在も続いています。
午後の部は、「サポートブック」のお話しを聞きました。発案のきっかけ、いろいろな場面や状況に合わせて変化していった「サポートブック」のお話しを聞きました。「サポートブック」は、現在も息子さんのまわりの支援者との情報共有・橋渡しのツールとして保護者だけではなく支援者からの意見・アドバイスも取り入れながら日々更新進化されているようです。
お話しを通して33年間の子育ての重みを感じ、家族や子どもをとりまく支援者の理解が本当に大切だと思いました。
★ 丸岡玲子さんのご厚意により『サポートブック』のフォームをデータにて提供していただきました。必要な会員は当協会のメールアドレスまでお知らせください。送られてきたアドレスにフォームのデータファイルを送ります。
≪ 名前・所属(めばえ・わかば・あおば・支援者)を明記の上申込ください。≫
●保護者勉強会「高校進学について」
日時:10月27日(月)10:00〜12:00
場所:療育福祉センター 研修室
講師:高知県教育員会
特別支援教育課 発達障害担当チーフ
高等学校課 学校教育企画担当チーフ
●「自閉症・発達障害の理解を深める企画展」
高知県・高知県自閉症協会 主催
日時: 平成26年4月1日〜4月10日
場所: 高知県庁 1階 正庁ホール前
内容: ・障害の理解を深めてもらうためのパネル展示
・発達障害関連のパンフレット等展示
●「ブルーライトアップ 高知城」4月2日
高知県 主催 / 高知県自閉症協会 協力
世界各地・日本各地で行われる4月2日の『世界自閉症啓発デー』に合わせた、ランドマークをブルーライトアップするイベントに初参加しました。≪ブルーは、世界自閉症啓発デーのシンボルカラーです≫
高知県と協力して午後6時から10時まで、桜が咲く高知城をブルーにライトアップました。このイベントをきっかけに自閉症・発達障害の人たちのことに意識・関心・振り返ってもらえる機会になればと思います。
●「各会員チラシ配布啓発活動」
「世界自閉症啓発デー・発達障害啓発週間」に合わせた啓発活動として、各会員の身近な人たちに子どもたちの障害について知っていただき、より身近に交流できるきっかっけがつくられるように会員一人ひとりに啓発活動のためのチラシを配布しました。 |
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