高知県自閉症協会

NPO法人 高知県自閉症協会(日本自閉症協会高知県支部)
全体活動報告
25年度活動報告
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●保護者勉強会「つながるノート」説明会
日時 : 平成26年3月14・15日
場所 : 療育福祉センター 研修室1

内容 :「児童発達サポートセンターきらり」と合同で、県が発行して平成25年度より順次配布されている「つながるノート」の説明会を行いました。
「つながるノート」は、発達障害のある人が、乳幼児期から成人期まで一貫した支援が受けられるようにするためのツールです。

「つながるノート」の活用は始まったばかりです。説明会参加者(14・15日合わせて58名)は、子どもたちの情報を成長のステージごと、支援機関ごとに共有し、引き継いでいくためにどのように「つながるノート」を作成していけばよいか熱心に説明を聞きていました。

* 「つながるノート」に関する情報は、
高知県地域福祉部 障害保健福祉課のホームページにアップされています。 → (リンク画面にあり)


●保護者勉強会「高校進学について」
日時 : 平成25年10月10日(木)
場所 : 療育福祉センター 研修室1

内容:「高校進学について」の保護者勉強会を行いました。高知県教育委員会事務局より、行政担当者3名にお越し頂きました。
事前に参加者から質問を受け付け、当日はその質問内容を踏まえて、高校入試制度(新制度含む)とその状況、高等学校における特別支援教育の現状、相談窓口などについて幅広くわかりやすくお話頂きました。
後半は、先輩保護者の子供さんの高校進学時の体験談を聞き、質疑応答の時間を設けました。
保護者34名の参加で、高校進学について皆さんの関心の深さを感じました。


●講演会「大地震 自閉っこ家族のサバイバル!今、私たちに出来ること!」
 日時: 平成25年9月22日(日)
 場所: 高知市東部健康福祉センター 集会室
 内容: 震災時、障害のある子どもを連れての避難・避難所での生活について、東日本大震災を体験された自閉症の子どもさんを待つ保護者の方から貴重な話を聞き、日頃の保護者・支援者の家庭・学校・福祉支援先・地域での震災時の取組について考える機会とする。

講師:高橋 みかわ 氏
   仙台市在住。重度の知的障害を伴う自閉症者の保護者。

 ○ 講演会の感想 
   (講演会参加者 72名)
  
 まずは、『いのち』を守る行動を取ること。次に『生きる』ための行動を取ること。

 『生きる』ためには、避難所生活か在宅避難かの選択を迫られます。高橋さん同様、自閉症の家族を持つ者は在宅避難の選択を余技なくされる方も多いかと思います。
食糧等の支援物資が届かない在宅避難を送るためには、報道等で伝えられている避難生活の準備物資以外に、生活用水・服薬中の薬(その処方箋)・偏食対応の食品を1週間分は準備しておくことの必要性を説かれていました。

 また、家族・地域との絆の大切さも説かれ、日頃から連絡を取り合う仲間作りも震災への備えのひとつであると仰っていました。

 次に、震災・避難生活を体験した上でこれからの避難所について提起がありました。
福祉避難所の拡充・指定避難所での住み分け・在宅避難の支援体制についてです。
この件に関しましては協会としても、日頃から考えていかねばならない課題であると強く感じました。

 まずは、各家庭で災害に備えることが減災・防災に繋がります。皆さんも出来ることから準備をしていきましょう。



●「自閉症・発達障害の理解を深める企画展 in 高知」
 日時: 平成25年3月30日(土)〜4月25日(木)
 場所: 高知県立図書館 1階 展示ロビー
 内容: ・障害の理解を深めてもらうためのパネル展示
      ・発達障害関連図書の展示
 協力: 高知県・高知県立図書館
 今年度の「世界自閉症啓発デー」「発達障害啓発週間」に合わせ企画展を行いました。
 一般の方から障害について興味のある方まで多数ご来場いただきました。  
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