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22年度活動報告 |
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●講演会開催 「これからの自閉症支援」
講師:本田 秀夫氏(山梨県児童相談所発達支援精神科医師)
日時:平成22年12月4日
場所:高知女子大学
本田先生は、横浜市・山梨県で自閉症の早期発見・早期療育のシステム作りに関わり、また長く自閉症児・者や家族の支援・相談に実際に携わってこられてきました。
「これからの自閉症支援」という演題で早期発見・早期療育がどのようにその後つながっていくのか、診断からライフステージごとにどのような支援が必要かなどを事例をいれながら分りやすくお話していただきました。
保護者や支援者の他に行政の方にも多く参加していただきました。高知県下に自閉症に関する正しい理解や当事者を支える連携の和が広がることを心から願います。
●22年度 夏季療育キャンプを行いました。
日時:平成22年8月21から22日
場所:高知県立青少年センター
小学生から成人までの自閉症児・者が参加し、夏季療育キャンプを行いました。
高知県立青少年センターの探検、佐古小学校のプールをお借りしたプール遊び、バスに乗って出かけた散策、ミュージックケア、夜のビデオ映画鑑賞などをボランティアさんや支援者の力を借りて行うことができました。
会員支援者、一般ボランティア、「ボランティア養成講座」の受講生など多く参加してくださり落ち着いた対応で子どもたちを楽しませてくださいました。また、夜の「ボランティアミーティング」では貴重なアドバイスや御意見をいただき今後の活動の参考となりました。
21日の保護者勉強会の時間では、高知県障害保健福祉課より講師を招いて「国・県下の最近の福祉情勢について」お話をしていただきました。また、意見交換の時間をいただき保護者として今後の子どもに関わる福祉の動向についてお聞きすることができました。
●22年度 サマースクールを行いました。
平成22年8月10日〜12日
8月17日〜19日
時間:午前9時から午後3時
高知市立一ツ橋小学校の教室・プール等をお借りして行ったサマースクールに、小学生・中学生の自閉症、または知的障害をもつ子どもたちが参加しました。。
朝の会から終わりの会までのスケジュールを提示した上で、子どもの意思を支援者が聞きながら一日の予定を一つひとつ過ごしていきました。初めはなかなか子どもも支援者もお互いにコミュニケーションがとれていなくても、時間がたつにつれてお互いに様子が分り子どもも支援者も落ち着いて行動ができていたようでした。
昨年度のスケジュールにプラスして今年度は子どもたちに「掃除」をしてもらう時間も設定してみました。子どもたちはほうきを持ってゴミとして用意した新聞紙の切れはしを集めたり、空になったペットボトルを足で踏んで片付けをしてくれました。プールの時間や自由時間では子どもたちの笑顔がたくさん見られました。
子どもに寄り添って行動してくださったボランティアさんのおかげでとても楽しい夏休み中の活動となりました。記録的な暑さの中本当にありがとうございました。
●平成22年度 ボランティア養成講座 終了。
平成22年 6月6日 11月28日
自閉症児・者への理解を深めるために多数の講座の申し込みをいただきました。
今年度から講座を1日で終えるられるよう10時から15時の受講となりました。受講生は、長時間の講座にもかかわらず熱心に講師の話を聞いていました。また、「自閉症体験」の時間では、実際に自閉症児・者の日頃のおこまり感を体験し、新たな気づきがあったようです。講座で学んだことを実際のボランティア活動の中でいかせたらとのコメントをいただきました。
●「2010年 世界自閉症啓発デー in 高知」終了。
平成22年 4月2日
「世界自閉症啓発デー」「発達障害啓発週間」に合わせた自閉症・発達障害に関する啓発イベントをイオン高知店 イオンホールで行いました。
来場者は自閉症啓発映画「ぼくはうみをみたくなりました」を熱心に観たり、会場の自閉症に関する啓発パネル,自閉症関連の新聞記事・本、障害に対する具体的な支援方法・グッズ、自閉症児・者の絵や手芸等の作品を見てまわっていました。 |
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