診察スケジュール
 
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祝祭日は診療します
INFORMATION
外来診療について
肺、腹部、骨のレントゲン、心電図、血液検査、尿検査、超音波検査などを行い、総合的に心身を診ております。どんな病気の方でも気楽にご相談においでください。広い点滴スペースがあり、通路をへだてて薬局もあります。買い物ついでにお立ち寄りください。
入院が必要な時は、軽症のかたでご希望があればいの町内の病院に、高度医療が必要なら高知市内の専門医の病院に速やかに入院を手配しております。安心しておいでください。
特定健診、予防注射、各種健康診断は随時おこなっています。詳細はお電話にて問い合わせください。
とんぼ院長の目
11月です。やっと例年の気候になった感じです。
先日本を読んでいたら製品化された漢方製剤(エキス剤)の通常使用量の7.5gは少なすぎではないか。10-15g位必要だろうとの記載がありました。単剤を頓服として使っての有効性がその根拠とのことです。以前より言われていることですが実際使っていてもそんな感じがします。エキス剤より煎じ薬の方が効くのもそのためです。江戸時代まで輸入される原料の生薬は貴重なためできるだけ少なく効果のある最低量で処方が決まったためだそうです。
保険診療で決まっているため勝手に使用量を増やすわけにはいかず色々工夫が必要になります。いくつか薬を併用したり、何日分かを処方して多めに飲んでいただくこともあります。
風邪を筆頭にした有効な抗ウイルス剤がない急性熱性ウイルス感染症は漢方薬の独壇場です。最初寒気がして熱の上がり始めに一発で治す必要があります。おかしいと思ったらすぐ速やかに麻黄の入った麻黄剤を飲むと体がほかほか暖かくなり楽になってきます。体温は上がりますがその後速やかに下がってすっきりと治ってきます。強い順に大青竜湯、麻黄湯、葛根湯、小青竜湯、麻黄が使えないほど弱ったかたには桂枝湯です。使う時は汗が出るまで2-3時間毎に飲み、汗が十分出たら直りを早くするような薬に変更し、残った症状に応じて治療していきます。
寒気がする時はできるだけ暖かくして熱い飲み物やうどん等を摂って体を温めることです。ブルブル体が震えるくらい寒いなら風呂に入ってもいいです。くれぐれも冷やさないことです。都会では葛根湯が有効でないとのことですが伊野ではよく効くので皆さん体力があるのでしょう。
暑いばかりで寒気が全くない場合は麻黄剤でなく熱を冷ます銀チョウ散などが必要です。
インフルエンザワクチン接種が始まり混みあっていて待ち時間が長くなっていますがご容赦ください。今のところ新形コロナウイルスワクチンを接種される方は少ないです。
12月は27日午前で終了です。年末にかかる方はご注意ください。(11月1日)

12月になりました。インフルエンザが流行ってきています。ほとんどA型ですが少数B型のかたもおいでます。喉や鼻水から咳になる風邪、たまに溶連菌感染のかたもおいでます。風邪の予防は体を冷やさないことが大切です。お気をつけください。
今月から飲み薬の禁煙治療薬が久しぶりに使えることになりました。飲み薬は最初の1週間はタバコを吸いながら治療できるのと、薬を飲むとタバコがおいしくなくなるので楽に禁煙できます。今までは貼り薬しか使えませんでした。。最終的な禁煙率はあまり差はないそうですだ、楽に禁煙できるほうが患者さんにとってはいいことだと思います。
ただ気を失ったかたがおられたため危険な作業に従事することができません。一番問題になるのは車を運転することができないということです。都会なら問題にならないのですが高知では困ります。治療中自転車にしたかたもおいでました。健康になるのでいいかもしれませんが(笑)。
タバコは日常的に接する物質のなかで最大の発がん物質で多くのガンが増えます。肺を傷害し、動脈硬化も早くなり、老化を促進します。周りの方は受動喫煙の被害に会い健康をそこねます。いいことは何もないです。ぜひタバコを吸っている方は禁煙することをお考えください。
また今月から4種類目のオレキシン受容体拮抗剤の睡眠剤が発売になりました。従来のベンゾジアゼピン系(いわゆる精神安定剤)の睡眠剤は効果が高く安いのですが、依存性が強く、耐性ができて続けて服用すると効きが悪くなってきます。ふらつきによる転倒が多くなり、認知機能を悪化させて認知症が増えてしまうとも言われています。今はオレキシン受容体拮抗薬を服用している方が多数となってきました。新しい薬ほど作用時間が短くなってきています。翌朝に薬の作用が残って眠いということや頭が重いということが少なくなっていると思われます。ただあまりに短いと夜中に目覚めてしまい寝られなくなる方もあるでしょう。その方に合った薬を探す必要があります。悪夢の副作用が記載されていますが、ベンゾジアゼピン系睡眠薬と比べて効果が弱いのと健忘症が少ないので見た夢を覚えているためでしょう。そもそも見るゆめの7‐8割は悪夢だそうです。夢を見ることで嫌なことを忘れようとしているそうです。
ベンゾジアゼピン系薬剤を飲まれている方は止めにくいです。いろんな手を使って減薬して中止しようと試みますが、なかなか難しく中止するのに時間がかかります。(12月1日)

あけましておめでとうございます。寒い日が増えてきました。風邪にお気をつけください。
12月はインフルエンザが多かったです。
高熱でA型インフルエンザと診断され抗インフルエンザ剤などを投与されたが2日経っても熱が下がらないと言って患者さんが再診されました。恵悟が一番早く効く抗インフルエンザ剤のゾフルーザとともに高熱であったため大青竜湯の近似処方として越婢加朮湯と麻黄湯を処方してくれていました。(大青竜湯は市販のエキス剤にないため近い成分になるよう組み合わせた強いほうの近似処方です。)ところがその患者さんは薬局でもらった注意書きで、越婢加朮湯の適応に風邪などの記載がないため飲まなかったとのことでした。越婢加朮湯の適応症は腎炎、リウマチ、脚気、湿疹などとされています。この適応症とは漢方薬が保険で使えるようになった時決められた病名です。現実と合わないことが多くて困るのですが、そもそも漢方薬は西洋薬と違って病名で使うものではなく状態で使い分けるものなのです。私は越婢加朮湯をインフルエンザなどの急性熱性疾患、足のむくみ、膝などの痛み痛風などの晴れに使うことが多いです。この薬は熱などの炎症と腫れやむくみをとる薬です。だから高熱の風邪、インフルエンザ、新形コロナウイルスに使うのです。
私が治療していたら例外はありますが普通インフルエンザは高熱であっても肺炎の合併がなければ1‐2日で高熱はとれてくることが多いです。いくら早く効くゾフルーザでも漢方薬の助けがないとなかなか熱が下がらないということなのでしょう。
ひどい高熱でなかれば麻黄湯を単独処方することが多いです。この際は汗がぼったり出るまで2時間毎に飲むようにお願いしています。汗が出たら中止です。汗が出ても飲んでいたら動悸。吐き気など具合が悪くなるので要注意です。汗が出てきたら高熱はおさまってきます。
麻黄湯を3‐4服用しても熱が下がらないと心配になって問い合わせてくる方がおいでます。解熱剤ではなく、熱風邪の薬でむしろ体温は上がりますが、体は楽になってきます。解熱剤を使うと一時的に熱は下りますすがまた熱は上がってきてなかなか治りません。むしろロキソニンのような強い解熱剤を使うと状態が悪くなることもあります。お気をつけください。
その後しばらく微熱が続きますが、しんどくなければ放っておいてもそのうちに良くなります。しんどければ柴胡剤で早く治るように持っていきます。
年明けもインフルエンザは多いとおもいます。お気をつけください。
この正月は曜日の並びのため例年より少し長くお休みさせていただきました。不安に思った方のおいでたと思います。ご容赦ください。
皆様はどんなお休みだったでしょうか?
私はどこにもいかないので、思う存分走って弾くぞと意気込んでいましたが、いざ始めると体が悲鳴をあげ、足は筋肉痛で動かなくなり、左手の指関節は痛くなり老化に事実を突きつけられました。あげくのはてに左手薬指が化膿してなにもできなくなりトホホの休みっでした。成果は少し体重が増えて減量が必要なことです(笑)。
だんだん老化してきて至らぬ点もあると思いますが、恵悟共々今年もよろしくお願いします。(1月5日)