診察スケジュール
 
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祝祭日は診療します
INFORMATION
外来診療について
肺、腹部、骨のレントゲン、心電図、血液検査、尿検査、超音波検査などを行い、総合的に心身を診ております。どんな病気の方でも気楽にご相談においでください。広い点滴スペースがあり、通路をへだてて薬局もあります。買い物ついでにお立ち寄りください。
入院が必要な時は、軽症のかたでご希望があればいの町内の病院に、高度医療が必要なら高知市内の専門医の病院に速やかに入院を手配しております。安心しておいでください。
特定健診、予防注射、各種健康診断は随時おこなっています。詳細はお電話にて問い合わせください。
とんぼ院長の目
2月になりました。日差しは少し力強くなりましたがまだまだ寒いです。
今はB型インフルエンザが流行っています。時々AB両方陽性になる方がおいでます。Bが濃くAは薄いので両方のウイルスにかかっているのか交差反応なのかはわかりませんが、両方陽性になった方は少ししんどそうなので、両方かかっているのでしょう。
寒い時期は血圧が上がります。この時期クリニックは暖かいので血圧は低くなってしまいがちです。自宅の血圧が大事です。
最近血圧の基準が厳しくなりました。以前は高齢者は少し緩めの基準でしたが、今は高齢者も若い人も同じで家庭血圧は125/85mmg/Hg未満になっています。高齢者も血圧を下げた方が脳卒中を含めて病気が減るからです。これはその方の寿命が何年あるかにかかっています。この先長くないならあまり下げる必要はないのですが最近のお年寄りはお元気で長生きされるため血圧を下げたほうが有利なのです。ただ高齢になると臓器血流が悪くなっているためゆっくり下げる必要があります。脳血流が悪いためあまり早く下げるとふらついたり、ボーっとして元気がなくなることがあります。その時は下げるスピードを遅くするべきです。
病院より家庭血圧の方が病気に関係することが分かっています。病院は一時的な血圧ですが、自宅血圧はずっと長い時間の血圧なので当然です。自宅血圧は起きてすぐは高い方が多いです。起床時血圧がすごく高い方はおうちが寒いか食塩摂取量が多いかです。朝は血圧が上がりやすいですが、寒いと血圧は舞い上がります。おうちを暖かくすべきですが、特に朝は暖かくしましょう。トイレやゴミ出しは要注意です。風呂も上がりやすく事故が多いです。食塩摂取量が多いと夜中血圧を上げて塩分を出そうとするので朝血圧が上がるとのことです。日本人は塩分の摂りすぎの方が圧倒的に多いです。皆様塩分を控えて薄味にしましょう。
朝の血圧がすごく高いかたは朝の血圧に合わせると昼間下がりすぎることがあります。どのくらいに下げるか上手くコントロールする必要があります。血糖やコレステロールより健康寿命に関係するのは血圧です。皆様血圧に注意してください。(2月2日)

3月です。梅の花は終わり菜の花がきれいに咲いています。皆様お変わりありませんか。
今シーズンは暮れにA型インフルエンザで警報が出て、年明けからB型でまた警報が出ました。2回でることは珍しいです。
まだB型インフルエンザのかはおいでます。まれにA型インフルエンザや新形コロナウイルスのかたもおいでます。新形コロナウイルス感染は喉の痛みの強い方はおいでますが、ずいぶん軽症化して高熱で苦しむかたはほとんど見られなくなりました。何度か新形コロナウイルスにかっていて免疫がついてきているのでしょう。
新しいウイルス感染症はウイルスの突然変異や動物との接触から人に感染するようになって発生しますが、発生した当初は皆免疫がないため重症化することが多いです。西洋人と初めて接触した南米の原住民はインフルエンザ等のウイルス感染で人口が激減したようです。新形コロナウイルス感染が始まった当初も同じで皆免疫がないため重症化することが多かったのが、ワクチンができて免疫がついてくるにしたがって軽症化してきてあまり症状の無い方おられその方々から多くのかたが感染して免疫を維持しているのでしょう。
発生当初ワクチンがまだ完成してない時スウェーデンで専門家が早く社会全体に免疫をつけるたほうが良いと言ってロックダウンせずにいたため多くの重症感染者が出ました。新形コロナウイルス感染の症状の強さを過少評価したためですが、専門家に対する批判は聞こえてきませんでした(報道されなかったためかもしれません)。専門家に対する敬意があるのでしょう。うらやましいです。
いまだに風邪でおいでた方で抗生物質を出してほしいと言われる方がおいでます。風邪はウイルス感染なので抗生物質は無効です。喉の痛みだけの時は溶連菌感染のことがありますが、鼻水や咳を伴っている時はまず間違いなくウイルス感染だけです。喉がすごく痛く、高熱で首のリンパ腺が腫れている時は溶連菌を調べて検出されれば抗生物質が長めに必要です。ただ検出率は100%ではないので悩むことはあります。急性気管支炎(咳の風邪)で咳がひどく痰が黄色でも細菌感染は稀です。例外はマイコプラズマや百日咳でその流行時はそれらの感染のことがあります。副鼻腔炎も同じでほとんどはウイルス感染です。あまりに症状が強い、高熱である、一度良くなりかけていたのが再び悪化した時は細菌感染の可能性があります。それらのことを考えながら確かめるため胸部レントゲンを撮ったり、血液検査してみたりしているのです。
(3月2日)

4月になり桜がきれいに咲いています。
暖かくなりインフルエンザや新形コロナウイルスにかかられる方はほとんどいなくなりました。
昨年末から禁煙治療の飲み薬が再び使えるようになり時々禁煙治療を希望される方がおいでます。
タバコは日常生活で出会う最大の発がん物質です。動脈硬化や老化し進めます。小さい子供の受動喫煙は喘息やかぜ、気管支炎、肺炎にかかりやすくなり、肺の発育障害をきたして、大人になった時に慢性閉そく性肺疾患(COPD)になりやすくなります。もちろん喫煙者本人も各種ガン、脳卒中、心筋梗塞、喘息、COPD、歯周病などになりやすくなります。また子供が真似をして喫煙者になりやすいです。加熱式タバコにも多くの有害物質が含まれており、恐ろしいことにその危険性はまだ明らかではなっていないのです。
飲み薬の禁煙治療剤は意識を失った方がいたため、自動車運転などの危険な作業をすることが禁じられています。車の運転禁止が」この薬を使う時の障害になりなかなか使う方が増えません。禁煙学会が規制緩和を厚労省に申し出たがダメだったそうです。最終的な禁煙率は貼り薬と大差ないとのことですが、最初の1週間はタバコを吸いながら治療を始められますし、タバコを吸いたくなくなるので楽に禁煙できるのですが仕方がないです。
治療薬を使うと肉体的な禁断症状を無くするので楽に禁煙できます。精神的依存、つまり吸いたい気持ちはなかなかなくならないので2‐3か月の治療期間が必要になります。最後まで治療を続けたほうが禁煙率は高くなります。禁煙もつらいのですが禁煙を維持することもつらそうです。何かの折に1本吸ってしまったら、そのまま吸い続けることになり喫煙者に戻ってしまいます。禁煙に成功した方で1年後禁煙できている割合は半分だそうです。禁煙は何回もする必要があります。禁煙治療失敗した場合1年間は保険が使えません。最低1年間はがんばってもらわなければいけません。
未成年者も禁煙治療の適応になります。先日中学生の禁煙治療をする機会がありました。喫煙時期が若ければ若いほど肺などの障害が大きくなります。薬を調べたところ若年者に使えるかが不明でした。メーカーやあちこちに問い合わせても18歳以上なら使えるがそれ以下は保険では使えない、との回答でした。結局親御さんと相談して自費で治療を行いました。
また先日禁煙治療中、呼気中の一酸化炭素濃度がタバコを吸ってないにもかかわらず7ppmと下がらなかった方がおいでました。ご本人は絶対にタバコは吸っていない、近くにヘビースモーカーや古いエンジンの機械はない、と言われました。良く聞くと石油ストーブを使っているのですが、全く換気をしていないとのことでした。換気せずストーブを使うとその部屋の空気は喫煙者の呼気と同じ位汚染されていることを知りました。喫煙者の呼気と同じ濃度ということは、タバコを吸った時の吸気の濃度よりも濃い有害物質を24時間吸っていることになります。恐ろしいことです。
皆様タバコはぜひ早くやめましょう。(4月1日)