
│論文の構成│文章│表題│著者名│所属機関名│略語(ランニングタイトル)│キーワード│要約│文献│図表│
│単位及び記号│生物名│化学名│人名│変数、統計量│字体の指定│
│電子ファイルの提出要領│その他│会誌投稿用紙(電子ファイル)│
※原稿の書き方(英文) 「Guide for Authors (in English)」
│単位及び記号│生物名│化学名│人名│変数、統計量│字体の指定│
│電子ファイルの提出要領│その他│会誌投稿用紙(電子ファイル)│
※原稿の書き方(英文) 「Guide for Authors (in English)」
【論文の構成】
(1)原著論文
1)和文論文
表題、著者名、所属機関名、英文表題、英文著者名、英文要約、英文キーワード、本文、要約、謝辞、文献、図、表などを含むものとする。本文は原則として、緒言(見出しはつけない)、材料および方法、結果、考察の順とする。原稿では英文表題、英文著者名、英文要約および英文キーワードを最初のページに書き、2ページ以降に和文表題、和文著者名、本文、要約、謝辞、文献をページを改めずに続けて書く。図の説明、図、表は別葉にしてつける。和文所属機関名、英文所属機関名および同住所ならびに連絡先は2ページ目の脚注に書く。
2)英文論文
英文表題、英文著者名、英文要約(Abstract)、英文キーワード、本文、謝辞、文献、和文表題、和文著者名、和文要約、図、表などを含むものとする。本文は原則としてIntroduction(
見出しはつけない)、Materials and Methods, Results, Discussion の順とする。原稿では英文表題、英文著者名、英文要約、英文キーワード、本文、謝辞、文献を続けて書き、ページを改めて和文表題、和文著者名、和文要約を1ページにまとめて書く。図の説明、図、表は別葉にしてつける。英文所属機関名および同住所ならびに連絡先(Corresponding
author)は1ページ目の脚注に書く。
(2)短報
書き方は原著論文に準じ、表題、著者名、(和文のときは英文表題および英文著者名もつける)、英文要約、英文キーワード、本文、謝辞、文献、図、表などを含むものとする。和文の要約は含まない。本文には緒言、材料および方法、結果、考察などの見出しはつけない。和文論文では和文所属機関名、英文所属機関名および同住所を2ページ目の脚注に、また英文論文では英文所属機関名および同住所を1ページ目の脚注に書く。
(3)資料
資料の書き方は原著論文に準ずる。
文章
(1)和文論文
原稿はワープロやパソコンを用いてA4判縦型紙に1ページ27行程度の横書きとし、常用漢字、新かなづかいにより作成する。各ページの周囲には30mm程度の余白を設ける。
(2)英文論文
ワードプロセッサーを使用し、A4判縦型紙にダブルスペースで書く。上下と左右に30mm程度の余白を設ける。
表題
簡潔な表現とする。原則として副題はつけない。
継続報文であることを表したい場合には、脚注に共通表題および連続番号を記す。
[例]
コイのナイアシン要求量1
1コイのビタミン要求量に関する研究−
著者名
連名のときは、和文では著者名を「・」で連ねる。英文では、2人の場合は「and」で結ぶが、3名以上のときは著者名を「,」で連ね、最後は「and」で結ぶ。英文の順序は名(first
name)、姓(family name)の順とする。姓の2番目以降の字はスモールキャピタルとする。
所属機関名
所属機関名は和文論文では2ページ目、英文論文では1ページ目の脚注に記入する。和文論文では、和文所属機関の次に、英文所属機関名および同住所を(
)をつけて書く。英文論文では英文所属機関名および同住所を( )をつけず、省略しないで書く。著者が複数の所属からなる場合は、和文および英文論文とも著者名の右肩と、脚注の所属名の左肩に「1」、「2」をつけて連ねる。
略題(ランニングタイトル)
和文論文では和文で20字以内、英文論文では英文で50字(スペースを含む)以内の略題を投稿用表紙の所定の箇所に記入する。
キーワード
和文、英文論文とも英語のキーワード(検索語)を英文要約の後に記入する。キーワードは4語以内とし、主要生物名を最初におく。1字目をキャピタルとし、「;」で連ねる。投稿用表紙の所定の箇所にも記入する。
要約
原著論文および資料の英文要約は200語以内、和文要約は400字以内で作成する。短報の英文要約は100語以内とする。図表や文献の引用はしない。英文要約、和文要約および本文の内容をよく一致させる。
文献
(1) | 文献記載の順序と様式は次のようにする。 a.雑誌 著者名(年号)表題.雑誌名,巻,引用初ページ−終ページ. [例] 三木教立・谷口朝宏・浜川秀夫(1989)脂溶性ビタミン投与ワムシに よるヒラメ白化防除と好適ビタミン量.水産増殖,37,109-114. Wolters, W. R., G. S. Libey and C. L. Crisman(1975) Effect of triploidy on growth and gonad development of channel catfish. J. Fish. Res. Board Can., 32, 341-346. Igarashi, M. (1989) Effect of oxolinic acid on fecal microflora of goldfish. Nippon Suisan Gakkaishi, 63, 345-350 (in Japanese). b.単行本 単著者の場合 著者名(年号)書籍の題名.発行所,発行地,引用,ページ. 分担共著者の場合 著者名(年号)表題.書籍の題名(編者),発行所,発行地,引用ページ. [例] 能勢健嗣(1973) 仔魚用生物餌料. 養魚飼料学(橋本芳郎編), 恒星社厚生閣,東京,pp. 255-263. Balarin, J. D. and R. D. Haller (1982) The intensive culture of tilapia in tanks, race-way and cages. In “Recent Advances in Aquaculture” (ed. by J. F. Miur and R. J. Robert), Westview Press, Boulder, pp. 265-355. |
(2 ) | 著者名は和文のものは姓名をそのまま書き、連名は「・」で連ねる。欧文のものは姓(family name)を普通字体で先に書き、「,」で区切った後に名を頭文字で記す。欧文で連名のときは2番目の著者から名(頭文字)を先に書き、姓を後に書く。著者が2名のときは「and」で結び、3名以上のときは「,」で連ね、最後は「and」で結ぶ。 [例] Yamaguchi, H. and H. Matsubara (1988) May, R. C., J. H. S. Blaxter and E. D. Houde (1985) |
(3 ) | 欧文の場合、雑誌名は略記してイタリックとする。 ただし意味が不明になる場合には略さない。 [例] Aquaculture; Bull. Japan. Soc. Sci. Fish.; Copeia; Fisheries Res.; Fish. Sci.; Japan. J. Ichthyol.; Mar. Biol.; Suisanzoshoku; Nippon Suisan Gakkaishi |
(4 ) | 年号は( )で囲み、論文表題を続ける。 |
(5 ) | 雑誌は原則として巻のみをゴチックで記す。巻がなく号だけの雑誌の場合には「号」のみをゴチックで記す。ただし、同巻で通しページを採用していない雑誌の場合は、巻(号)を記す。 |
(6 ) | 単行本の場合、引用ページは、1ページのみの時は「p. 3」、複数ページの時は「pp. 15-20」のように記す。全ページ引用の場合は「105 pp.」のようにする。 |
(7 ) | 続いて引用する同一著者名は「−」や「同上」のように略してはならない。 |
(8 ) | 訳書の場合は原著者名を著者名とし、書名に続けて「(山下三郎訳)」のように訳者名を( )内に入れる。 |
(9 ) | 私信、未発表、学会講演要旨、シンポジウム要旨、卒業論文、修士論文などは記載しない。 |
(10 ) | 本文の関連箇所に、「(渡辺1988)」、「(渡辺・山口2000)」、「(渡辺ら1999)」、「(Trust 1996)」、「(Trust and Chumlong 1996)」、「(Trust et al. 1997)」のように記し、複数の文献を引用する際は「(Schluter et al. 1989; Raffaelli and Hawkins 1996; McLusky 1999, 2001)」、「(Schluster 1989, 1992; McLusky 1999)」、「(Watoson 1968a, 1968b; Smith et al. 1998a, 2008a)」のように公表年代順に記す。「et al.」はイタリックとはしない。引用した文献は一括して末尾の文献の項に集め、著者名アルファベット順に配列する。 |
図表
(1 ) | 図および表は英文で作成し、大きさはA4判とする。番号は「Fig. 1」「Table 5」のようにし、原則として1図1枚、1表1枚とする。図表の挿入箇所は本文の右辺余白に赤で指定する。 |
(2 ) | 表の説明はそれぞれの表の上に書き、説明文の終わりに「.」を打たない。 |
(3 ) | 表の一番上の線は二重線とし、項目以外の線はなるべく省略する。原則として縦線を使用しない。 |
(4 ) | 図は写真製版が可能なように、黒インクで鮮明に作成する。原図の希望縮尺率を明示する。ただし、希望どおりになるとは限らない。 |
(5 ) | 図の説明文は図とは別葉にしてまとめて書く。文の終わりに「.」を打つ。 |
(6 ) | 図の余白部には図の番号と著者名を鉛筆書きで入れる。図をトレーシングペーパーなどで覆う場合には、上に書いてもよい。 |
(7 ) | 写真は原則として図と同じ扱いとする。コントラストのはっきりしたものを使用する。カラー写真を使用する場合は、投稿用紙の所定の欄に明記する。但し、そのときは別途料金がかかる。 |
単位および記号
単位の記載はSI 単位を尊重し、かつ、量記号(容積を表すl)はイタリックとする。
略記するものは複数でも「s」を付けない。
[凡例]
略記するものは複数でも「s」を付けない。
[凡例]
長さ・面積・容積 | m, cm, mm, μm, nm, m2, cm2, mm2, μl, ml, l, kl, m3, cm3, mm3 |
質量 | ng, μg, mg, g, kg, t, Da, kDa |
時間 | s, min, h または秒, 分, 時間 |
温度 | ℃, K |
物質の量 | pmol, nmol, μmol, mmol, mol |
濃度 | nM, μM, mM, M, N(スモールキャピタル), %, ‰, ppm, ppb |
力 | dyn, N, gw, kgw |
仕事・エネルギー・熱量 | erg, eV, J, cal, kcal |
圧力 | Pa, mmHg, atm, bar |
電気 | Ω, V, W, mA, A, Hz |
光 | cd, lx, lm, cd/m2 |
音 | Hz, kHz, MHz, μbar, dB |
速度 | cm/s, m/s, kt, rad/s |
放射能 | dpm, cps, cpm, mBq, Bq, Gy, kGy, mSv, R, kR |
回転 | rpm, cycle |
その他 | eq, xg, S(Svedberg) |
生物名
和文論文では標準和名をカタカナで書いた後に学名をイタリックで続ける。英文論文では可能であればcommon name を記し、その後に学名をイタリックで続ける。命名者名は表題、英文要約および要約の中では必要以外省略するが、本文最初の学名には付けてもよい。この場合、「L.」のように省略せず、「Linnaeus」と記する。また本文中の学名の属名は、最初に現れるところではfull
name で書き、以後は頭文字1字で表わす。
化学名
和文原稿中で化学名をあげるときは慣用に従い、カタカナもしくはスモールで書く。またD-、L-などはスモールキャピタルで書く。化合物の略号は国際慣用に従う。ただし、英文要約、本文、要約のいずれにおいても、最初に現れるところでは略記しない。
人名
本文中の人名は姓のみを記し、名と敬称は省く。
変数、統計量
x 、y などの変数と、n(個体数など)、P、r、Z、U-test、t-test などの統計量はイタリックとする。
字体の指定
字体の指定が必要な場合は、赤で指定する。


電子ファイルの提出要領
以下に従って作成する。
1) | 電子ファイルは、受理済みの最終原稿と一致していること。 |
2) | 提出する電子ファイルはCDを用いる。 |
3) | パソコンで作成した原稿の本文および表は、Windows またはMacintosh の形式で保存するとともに、テキストファイルでも保存する。 |
4) | パソコンなどで作成した図も可能なら電子ファイルに保存する。 |
5) | 電子ファイルのラベルに、受付番号、連絡者名、論文題目、パソコンの使用OS名およびソフト名を明記する。 |
6) | 提出する電子ファイルはバックアップコピーをとり、印刷終了時まで著者の手元に保管する。 |
その他
その他の記載様式は、水産増殖の最新号に掲載された論文を参照する。
会誌投稿用紙(PDFまたはWordファイル)
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■会誌投稿用紙(PDF/119KB: MS Word/38kb)
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